2009年12月24日

本の紹介:山西哲郎の自然流マラソン読本

アミノバリューランニングクラブINぐんまの代表の、山西先生の著書。1985年の出版ですが、内容は全く古さを感じさせません。先生の考え方は、ずっと前から同じだということが良く判ります。

第1章は、「マラソン春夏秋冬」。春は基本トレーニングでスピード強化、夏はトライアスロン的トレーニングで種々の種目の練習を行い、秋は走りこみでウルトラマラソン走者を目指し、冬はレースでマラソンランナーになる。日本の四季を上手く利用して、長期の「期分け」の考え方で1年を過ごす。
各季節のプログラム例や、タイムごとのインターバル走の設定、ペース走の考え方、1週間の練習内容など、練習の仕方もばっちり書いてあります。

第2章は「ぼくのマラソン哲学」。マラソンの走者や大会は、その人や地域の歴史から出来ている。足を見ればランナーの歴史がわかるし、食べ物はランニングに対する思い入れを映す。先生のランニングの歴史もあります。

第3章は「マラソンランナー的生活」。朝昼晩夜の練習の考え方や、女性や子供、高齢者という当時ではマイナーなランナーに向けての激励のメッセージもある。「毎日、少しずつでもいいから走る」「朝晩走る」は、アミノバリューランニングクラブINぐんまの冒頭でお話いただきました。

第4章は「レースに出る」。レース直前の調整期の過ごし方や、レース中のマネージメント。
 1週間前に10kmをレースペース走(大会ではない)し、4日前に5kmのペース走。他の日は積極的休養。
 また、ランナーのレベル別のお勧めの大会もある。群馬でも1985年頃はフルマラソンを行っていたようです。「サブスリー向き」とあるので、高速コースだったのでしょう。

先週のアミノバリューランニングクラブINぐんまのマラニックにも、別の大会終了後に自転車で駆けつけてくれた先生。いつもありがとうございます。



山西哲郎の自然流マラソン読本―走れ!風を切って (1985年) (ランナーズ・ブックス)
山西哲郎の自然流マラソン読本―走れ!風を切って (1985年) (ランナーズ・ブックス)
ランナーズ 1985-12
売り上げランキング : 1226048


Amazonで詳しく見る
by G-Tools



ブログランキングブログランキング←他のランニングブログが沢山!


posted by たっき at 22:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介

本の紹介:ウルトラマラソン関係の2冊

ウルトラマラソン関係の本を、2冊読みました。いずれも、1992年に出版された本です。


ウルトラマラソンへの道―人はどこまで長く走れるのか
フルマラソンを3時間少しでゴールする力量を持った著者が、仲間と共にサロマ湖100kmウルトラマラソンに初挑戦したときのレポートと、ギリシャのスパルタスロン(246km)のサポートに同行したときのレポートが主な内容である。他にも、ウルトラマラソンのランナー10人の紹介や、当時のウルトラマラソンの大会一覧が載っている。


ウルトラマラソン―人はどこまで走り続けられるか
スパルタマラソン(247km)、広島長崎ピースラン(455km)、青森東京ピースラン(800km)、ウェストフィールドラン(1011km)を走った人が、各々の思いを綴った書。
ウルトラマラソンの紀行記と、練習内容、完走するための10か条、そして「私のランニング観」という構成は共通で、比較しながら読むと面白い。
練習方法は様々。レースを練習代わりにする人もいるし、自宅から山への往復を行って山岳ルートを重視した人も居る。だが、総じていえるのは「感謝」と「心」。ウルトラマラソンは、単に体力だけではないことが良くわかる。巻末には山西先生のまとめもある。


ウルトラマラソンの本は、意外と少ないですね。ポピュラーな種目で無いためでしょうか。また、スキルやテクニックについて書いてあるものより、「旅行記」の体裁を採っているのが多いように感じます。これも、「気持ちで走る」という、ウルトラマラソンの特性でしょうね。


ブログランキングブログランキング←他のランニングブログが沢山!


posted by たっき at 08:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介